２つの活性酸素と悪玉活性酸素を増やさない工夫

なんと「善玉活性酸素」が増えすぎると
「悪性活性酸素」に変わってしまいます！

では、活性酸素を増やさないためには
どうしたらいいでしょうか？


◆善玉と悪玉の２つの活性酸素


「善玉活性酸素」は、
スーパーオキシドや過酸化水素です。

「悪玉活性酸素」は、
ヒドロキシルラジカルです。

「スーパーオキシド」は、
活性酸素の中でも酸化力が低いだけでなく、
血管をつくる、血管拡張する、
外部からのウイルス侵入時に戦う役割を果たすため、
「善玉活性酸素」と言われます。

善玉活性酸素には、
他にも「過酸化水素」があげられます。

スーパーオキシドや過酸化水素は酸化力が低く、
必要な活性酸素であるものの、
実は、増えすぎると
なんと「悪性活性酸素」に変わってしまいます！


「悪玉活性酸素」ヒドロキシルラジカルは、
細胞や遺伝子を破壊し傷つけ、
負の連鎖を猛スピードで広めていきます。


そこで、悪玉活性酸素を生み出さないように
するには、どうしたらいいでしょうか？


◆悪玉活性酸素を増やさないための工夫

活性酸素が発生する主な場面とは、

ストレスが多いとき
エネルギーが急に少なくなったとき
急に酸素が入ってきたとき
早食い、大食いのとき

これを防ぐようにすれば良いわけです。

具体的には、早食い・暴飲暴食・睡眠不足・
ストレス解消・紫外線対策などが必要になります。

空気汚染や呼吸による活性酸素は
防ぎようがないものの、
その他のできることから始めるしかありません。


そして、増えてしまった活性酸素は、
抗酸化、無害化すればいいわけです。

一般的に知られている抗酸化作用を持つ
「ビタミン類」や「コエンザイム」などは、
すべての活性酸素に対して働きかけ、

善玉であろうと悪玉活性酸素であろうと
見境なく除去してしまいます。

ですが、除去すべきは有害な悪玉活性酸素だけです。

「悪玉活性酸素」ヒドロキシルラジカルは、
「善玉活性酸素」スーパーオキシドや過酸化水素が
反応して発生します。

そして、やっかいなことに、ヒトの体は
ヒドロキシラジカルを処理する酵素を
持ち合わせていません。

しかし、水素なら水溶性も脂溶性もないため、
細胞内外問わずヒドロキシルラジカルを
追いかけることができます。

水素は分子量が小さく、どこにでも入り込んでいけるため、
脳内に発生した活性酸素も除去することができます。

しかも、善玉活性酸素はそのままにして
悪玉活性酸素だけピンポイントで
除去することができるのです。